大谷採掘所跡内の内部風景
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基質は浮石質ガラス・斜長石・石英を主とし、少量の黒雲母角閃岩輝石で構成され[2]、珪酸、第二酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マンガン、石灰、酸化マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどを含む。日本列島の大半がまだ海中にあった新生代第三紀中新世の前半に、火山が噴火して噴出した火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、それが凝固してできたものとされている[2]。
大谷町付近の大谷石の分布は、東西4キロメートル、南北6キロメートルにわたる[3]。2009年度時点で採石場は12か所、出荷量は年2万トン程度、推定埋蔵量は約6億トン[3]。一部で露天掘りも行われているが、地下数十メートルから100メートルを超える地下で切り出す坑内掘りが多い[3]。最盛期の昭和40年代には約120か所の採石場が稼働していた[3]。栃木県には大谷石と類似の石材が多数分布し、それぞれ産地の名を取って長岡石、深岩石、岩舟石、茂木石などと呼ばれている[1]。
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Tag: 大谷資料館
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