２８．７．１籬島
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７月１日（金），宮城県塩竈市新浜町一丁目の籬島（まがきじま）に鎮座する曲木神社（まがきじんじゃ）に参拝しました。鹽竈神社十四末社の一つです。奥津彦大神，奥津姫大神の二神を祭っています。籬島は，曲木神社の月次祭（つきなみのまつり，つきなみさい）が斎行される毎月１日だけ，朱塗りの橋を渡って行くことができます。曲木神社の例祭は８月１日です。祭祀は鹽竈神社（塩竈市一森山）で行っています。塩竈湾（仙台塩釜港（塩釜港区））は，平安の昔，詩情の赴くまま歌枕として詠まれました。「わがせこを 都にやりて 塩竈の まがきのしまの まつぞこいしき（古今和歌集 東歌）」「あけくれば 籬の島を ながめつつ 都恋しき 昔のみぞなく（新勅選集 源信明朝臣）」松尾芭蕉と河合曾良は，元禄２年５月９日（１６８９年６月２５日）塩竈から船に乗って松島に向かいました。松島には船で約３里（約１２ｋｍ），塩竈の海を出ると直ぐ，籬島が見えたとのことです。
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